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転職で見出した自分らしさ ― 保育の現場を離れた後、再び保育士として歩むまでの物語

 

今回は、WeNeedのキャリアカウンセリングを通じて、仙台から横浜へと保育士として再出発を果たしたみさきさんの転職ストーリーをご紹介します。

 

一度は保育士の仕事を離れ、ワーキングホリデーやさまざまな職種を経験したみさきさん。遠回りにも見えるキャリアの中で、どのように自分の軸を見つけ、再び保育の現場に戻る決断をしたのでしょうか。

 

 

(インタビュアー:佐々木)

 

今回の転職者

 

みさきさん

国立大学卒業後、地元・山形にて公務員保育士としてキャリアをスタート。

 

働く中で悩みを抱え、一度保育の現場を離れることを決意。ワーキングホリデーを利用して、ニュージーランドで約1年間過ごす。滞在中はアルバイトや派遣など多様な働き方を経験。

 

帰国後は山形・仙台で暮らしながら、自身の生き方や今後のキャリアについて模索する日々を過ごす。その過程でWeNeedのキャリアカウンセリングに出会い、当社が保育士としての再スタートを支援。現在は横浜市内の認可保育園にて、保育士として勤務中。

 

 

 

安定した公務員保育士としての出発と迷い

 

みさきさんは国立大学を卒業後、地元・山形で公務員保育士として働き始めました。周囲からは「安定していて素晴らしい」と評価され、ご両親も喜んでくれたそうです。

 

しかし、ご本人の中にはどこか違和感がありました。自分らしさを感じられず、誰かに「良い」とされる価値観に従って生きてきたように感じていました。

 

その結果、「このままで本当にいいのだろうか」という疑問が胸に芽生え始めます。

 

退職の相談をすると、周囲からは引き留めの声もありました。職場からは市役所での事務職など別の選択肢も提示されましたが、25歳だったみさきさんの心には「今の人生を自分で決めている感覚がない。このままでは後悔する」という思いが強くありました。こうして悩み抜いた末、退職を決断します。

 

地元山形の風景

 

 

ニュージーランドでのワーキングホリデーで得た自信

 

退職後、みさきさんはニュージーランドへワーキングホリデーに出発。

 

現地では農作業やアルバイト、派遣の仕事などを経験し、「初めて自分の意志で決めた挑戦」を通じて、自信を取り戻していきました。

 

海外での生活は容易ではありませんでしたが、自分の行動力や判断力を再認識する機会となります。大学受験の時や、保育士を目指して勉強に明け暮れていた頃の「決めたことをやり抜く」という自分の強みを思い出すことができました。

 

一念発起してニュージーランドへ!

 

働いていたリンゴ農園

 

 

帰国後に訪れた迷いの時間

 

こうして帰国後、山形の実家に戻ったみさきさん。スーパーや小学校の支援員、派遣の事務職などさまざまな仕事を転々としました。

 

コロナ禍も重なり、思うように環境を変えられず、迷いの日々が続きます。「何をしたいのか」が見つけられない状態でした。

 

一つの職場に定着しなかった背景には、「いつか地元を離れたい」という思いがあり、長期雇用を前提とした正社員の働き方を避けていたこともありました。加えて完璧主義な一面から、「これも叶えたい、あれも実現したい」と理想を追い続けていたことも、迷いの要因だったといいます。

 

 

WeNeedとの出会い

 

そんなとき、知人を通じてWeNeedを知り、キャリアカウンセリングを受けることに。

 

当初は島根県への短期移住の保育士を探している(※)、ということで変わった求人だと関心を持ちましたが、その求人は別の方に決まってしまいました。しかしこのことがきっかけで転職相談をするようになりました。

 

 

※島根県 世界遺産の街での保育士短期留学についての体験談はこちら↓

 

 

最初の面談では、仕事の相談というよりも人生の方向性について深く話す時間になりました。

 

「仕事というより、これからの生き方を悩んでいるように見える」

 

佐々木(弊社キャリアカウンセラー)から言われたこの一言がとても印象的だったと言います。

 

無職でいるのは恥ずかしい、なんでもいいから仕事はしたい、と色々とやってはみるものの、自信は無くなっていく。自己否定を続けていたことを見抜かれたような感覚だったそうです。

 

 

保育士への再挑戦を決断

 

カウンセリングを重ねる中で、みさきさんは次第に「もう一度保育士として働きたい」という気持ちと向き合うようになりました。

 

カウンセリング当初は、保育の現場に戻るかどうかも定まっていない状態でした。しかしこれまで経験した仕事をふりかえる中で、「大変ではあったけれど、一番やりがいを感じていたのは保育士の仕事だった」と気づいたといいます。

 

佐々木から「保育士を自分の武器にしたらいい」というような言葉をかけられたことで、「途中で辞めてしまった」という後ろめたさを乗り越えて、もう一度挑戦したいという前向きな気持ちが芽生えました。

 

 

上京と保育士復帰を決断した理由

 

こうして佐々木との面談を経て、松尾との面談でかけられた一言が、最終的な決断につながります。

 

「このままだと、なんだか分からない人のまま人生を過ごすことになるよ」

 

この言葉がみさきさんにとっては図星で、衝撃だったそうです。

 

保育士に戻るのか、別の道に進むのか、決めきれないまま年齢を重ねていく――その姿が現実的に想像できてしまったといいます。

 

この言葉をきっかけに、「今、決めよう」と心が定まり、保育士として現場に戻る決意を固めました。

 

そして、好奇心旺盛で新しい経験を求める自分の性格を考え、地元を離れて関東で挑戦する道を選びました。

 

新卒で保育士になった頃とは違い、今回はすべてを自分の意思で選んだという実感がありました。上京することも転職することも、自らの判断で決断できたことが、清々しさと自信につながったそうです。

 

上京後には、門出を祝って松尾、佐々木と食事に出かけたことも、印象に残る出来事の一つだと話しています。

 

 

新しい職場での毎日 ― 自分らしく働くこと

 

現在みさきさんが働いている保育園を選んだ決め手は、園長先生のあたたかな人柄でした。

 

以前の職場で不安や疑問に感じていたことを率直に伝えたところ、園長先生も同じような課題意識を持っており、「ここなら子どもにとって本当に良い保育ができる」と感じたそうです。

 

また、相談しやすく風通しの良い雰囲気も、この園を選ぶ大きな理由の一つでした。

 

週に一度の全体会議では意見交換ができ、気持ちを共有できる場があります。エプロンの着用なども個人の自由に任され、子どもも職員もそれぞれの意思を尊重されながら過ごしています。

 

休憩はどんなに忙しくても毎日1時間確保され、代休も取得可能。平日に自由が丘や横浜へ出かけたり、上高地へ旅行したりと、仕事とプライベートの両立も叶っています。

 

 

 

振り返って ― 自分を取り戻した転職

 

WeNeedのキャリアカウンセリングを受けてから約半年が経ち、みさきさんは「見える景色が大きく変わった」と感じているそうです。

 

カウンセリングを受ける前は、保育士を辞めた解放感がある一方で目標が定まらず、気持ちの整理がつかない状態でした。しかし今は、気持ちが安定し、暖かな木漏れ日の中にいるような感覚で日々を過ごせているといいます。

 

 

松尾、佐々木との対話を重ねる中で、みさきさんは自分自身を客観的に振り返る時間を持つことができました。

 

無意識のうちに避けていたことや、心に刺さる言葉に向き合う場面もありましたが、それを大切なプロセスとして受け止めたことで、前向きに進む力が育まれていきました。

 

 

一見すると、みさきさんのキャリアは迷いの多い道のりに見えるかもしれません。しかし実際には、自分と向き合い続けたからこそ、目標に向かってやり遂げる強さや、自分の意思を軸に選択したいという本当の望みに気づくことができたのです。

 

私たちの言葉を素直に受け止め、すぐに内省し行動に移していく姿勢からは、「今の状況を変えたい」という強い意志が伝わってきました。

 

そうした姿に背中を押されるように、結果として半年間にわたりカウンセリングを続けることになりました。

 

 

現在、みさきさんが木漏れ日のような穏やかな日々を楽しんでいると聞くたびに、私たちもこの転職に関われたことを嬉しく感じています。WeNeedはこれからも、一人ひとりが自分らしいキャリアを歩めるよう、伴走し続けていきます。

 

 

もしあなたが今、働き方や人生の方向性で悩んでいるのであれば、まずは自分自身と向き合ってみませんか?

 

WeNeedのキャリアカウンセリングは、単なる転職サポートだけでなく、あなたの想いを丁寧に聞き、次の一歩を一緒に考えます。

 

 


 

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DATE: 2026年2月6日 / CATEGORY : 転職事例紹介